アメリカ“改造車”を多数所有!ガレージを“ミニカー”車庫にした「ホットウィール」コレクター
限定品はもちろん、“エラー品”もレア!集め方の実例
集め方の実例として、TWIN-MILLさんからコレクションの一部を見せてもらった。 「車種縛りで言うと、フォルクスワーゲンの“ワーゲンバス”はずっと集めているモデルのひとつ。実車もアメリカで人気があるから、ミニカーも爆発的に人気になってしまった、っていうやつです」。
「限定モノも含めたらものすごい種類が出ていて、コンプリートするのはめちゃくちゃ大変。でも、それを自分のペースでコツコツ集めていくのが楽しい」。 もうひとつ、コレクションのテーマとして「面白い」と教えてくれたのが“エラーモデル”。いわゆる、品質不良品だ。
「例えば、ボディにあるべきプリントが抜けていたり、前輪と後輪が逆についていたり、後輪だけついてなかったり、シャーシが前後に逆になってたり……。 要は、検品がちょっと甘いってことなんだけど(笑)、こういうことって日本のメーカーだとほぼ、あり得ないですよね。だから『逆にレア』だと、そこに悦びを感じて集めている人もいますよ」。
聞けば、製品化されなかった“未完成品”をイベントで入手したこともあるとか。
「このプロトタイプには、大御所デザイナーのラリー・ウッドさんのメッセージが入った証明書も付いてます。未完成品も世に出るといった、いい意味でアバウトなところも、ホットウィールの魅力ですね」。
ミニカー以外のコレクションも格好いい
「ちなみに今、何台あるんですか?」という問いには、「数えたことがなので正確にはわからない(笑)」というTWIN-MILLさん。 予備(=同じモデルをストックする)も含めれば、軽く見積もっても1~2万台くらいはあるとのこと。それらはすべて、自宅のガレージに所狭しと並べられており、実車は駐車できなくなっている。
「クルマは外に駐めていて、ガレージはミニカー専用になっています(笑)。夏は暑く、冬は寒いので、エアコンを完備して常に快適なスペースにしようと画策中です。 表に出せず、飾れていないコレクションもたくさんあるので、ちょっと台数を整理してお気に入りを全て飾れるようにできればいいなと、マイペースにやってます」。