【秋バテ診断】なんかだるい…それ「秋バテ」かも?秋を元気に過ごす3つのポイント
コレ大事!秋バテ予防の「3つのポイント」
最後に、石原先生が「効果的な秋バテ予防法」として挙げる3つのポイントを教えてくれました。チェックリストで秋バテの可能性が高かった方も、そうでない方も、これから心地よく秋を過ごすために以下のことを生活に取り入れてみて。 ①適度な運動をする 人間の体温の約40%は「筋肉」からつくられるため、継続的に運動をすることで平熱が上がります。体温が上がると全身の血行がよくなり、冷え性の改善、冷えからくる身体の不調(疲れ、だるさ、肩こり、むくみなど)の改善につながります。 また、運動をすることでストレス発散にもなり、自律神経が整うといった嬉しい効果も。自律神経のバランスが保たれることで、気分の落ち込みや不眠などの症状も和らぎます。運動によって心地よく身体が疲れると、夜もよく眠れるようになります。 【適度な運動の例】 ・ウォーキングなどの有酸素運動30分 ・スクワット30回 ②「40℃のお湯に10分」湯船に浸かる シャワーだけで済ませる人も少なくないですが、秋バテ予防には湯船に浸かることが重要。湯船に浸かって身体の芯から温まると、全身の血行がよくなり、冷え性や冷えからくる症状の改善につながります。 また、ゆっくりと湯船に浸かると筋肉がほぐれて疲れが取れるので、自律神経が整い、夜もぐっすり眠れるでしょう。内臓の働きもよくなるため、胃腸の不調やむくみ改善の効果も◎。 【秋バテに効果的な入浴方法】 ・40℃のお湯に10分浸かる ・ぷつぷつと汗がでてきたら、十分に温まった証拠! ・お風呂に入る前にスクワットを30回ほどしておくと、より早く身体が温まるのでオススメ ③身体を温める食材を摂る 薬味やスパイスは、胃腸の働きをよくして消化吸収を助けるほか、全身の血行がよくなることで身体がぽかぽかと温まる優れもの。「うどんにしょうがやネギをたっぷり乗せ、お好みで七味唐辛子を振りかける」など、普段の食事も薬味やスパイスを使えば、簡単に身体を温めるメニューに早変わり。身体を冷やすとされるコーヒーも、「シナモンパウダーを振りかける」だけで、身体を冷やす作用を緩和できます。 【身体を温めるオススメ食材】 ・薬味、スパイス(例:しょうが、ネギ、七味唐辛子、胡椒、シナモン) ・冬が旬の食材、寒い地域で採れる食材(例:にんじん、玉ねぎ、ゴボウ、山芋などの根菜、りんご) ◆石原先生のコメント 「適度な運動、毎日必ず湯船につかる、温かいものを食べたり飲んだりすることを意識していけば、不調も改善されていきます。また、これらを行うことで自律神経が整えば、質のよい睡眠へとつながり、気分の落ち込みなども軽減していきます」
夏の冷えを引きずり、自律神経が乱れることで起こりやすいとされる「秋バテ」。これを予防するには、適度な運動や湯船に浸かる、温かい食事をとるなど「身体を温める」ことがカギ。この3つのポイントを意識して、体調を整えながら秋を楽しみましょう♡ 情報提供元/リンナイ株式会社