【オールドタイマー試乗記】VWゴルフ2 GTI 16V 真のハイパフォーマンスハッチバックの走りとは?
GTI 16Vの現在の走り
「ゴルフ GTI」のエンジンはそれ自体、それほどエキサイティングではない。私たちは129馬力の触媒コンバーター仕様に乗ったが – 1000rpmから不満なく、スムーズかつリニアに6500回転まで引っぱる。サウンド的な魅力はあまりないが(この点ではまた日産リーフに似ている)、集中した高速走行には完璧だ。
サスペンションは固めでドライなセッティングで、クルマはときどき横軸を中心に傾くが、揺れはゼロ。素晴らしくスポーティでありながら、サスペンションは可能な限りの快適性を提供する。当時高額だったレカロのスポーツシートも、その要求に応えている。ステアリングは正確無比だ。
ゴルフボールはどこ?
ルックスは?VWはラジエーターグリル周りの赤いフレームとリアウィンドウ周りの黒いフレームは初代「GTI」から引き継いだが、ゴルフボールギアノブとチェック柄のシート表皮は引き継がなかった。
VWファンは「16V」のバッジ、ブラックのホイールアーチ、クロススポークのアルミホイールに酔いしれた。その後、「ゴルフ4」でコンセプトは再び消滅した。「GTI」は(VW曰く)単なる装備ラインに「退化」してしまったのだ。しかし「ゴルフ5」で、GTIは再び特別な存在となった。クラシックはこうして生まれるのだ。
Frank B. Meyer
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