【陸上】サニブラウンが9秒99で100mパリ五輪代表内定 自身5度目の9秒台
◇陸上競技ダイヤモンドリーグ(日本時間31日、ノルウェー・オスロ) 陸上最高峰の舞台ダイヤモンドリーグ男子100メートルに出場したサニブラウン アブデル ハキーム選手(東レ)が9秒99(追い風0.4メートル)のタイムで2着。パリ五輪参加標準記録(10秒00)を突破し、五輪代表をつかみました。 【画像】19日の大会決勝にて足をつり、表情をゆがめたサニブラウン選手 9秒97の自己ベストを持つサニブラウン選手は昨年の世界選手権で6位に入賞。19日に国立競技場で行われたセイコーゴールデングランプリでは、予選で10秒07を記録しましたが、決勝は足がつり10秒97と失速。それでも今大会では自身5度目となる9秒台をマークし、東京五輪から2大会連続、100メートルでは自身初となる五輪代表をつかみました。 サニブラウン選手を抑え優勝したのは、9秒94をマークした南アフリカのアカニ・シンビネ選手。今季9秒台で走っているのはクリスチャン・ミラー選手やクリスチャン・コールマン選手らアメリカ勢が4人を筆頭に、今回のシンビネ選手やサニブラウン選手を合わせ計10人となっています。