【初賞与】新社会人。夏のボーナスが楽しみです。どのくらいもらえそうでしょうか?
一般財団法人労務行政研究所「2024年度 新入社員の初任給調査」より筆者作成 なお、23年度初任給と比較した上昇率(同一企業における)は、大学院卒修士5.9%、大学卒5.4%、短大卒6.2%、高校卒6.5%とのことです。
1年を通じて勤務した給与所得者の平均賞与は72万円
国税庁長官官房企画課の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通して勤務した給与所得者1人当たりの平均賞与は約72万円(男性:約92万円、女性:約44万円)です。賞与割合は、平均給与と手当に対して18.5%(男性:19.4%、女性:16.4%)でした。 平均給与は約458 万円(男性:約563万円、女性:約314万円)となっており、男女の金額差がある状況です。
新社会人も夏のボーナスをもらえる可能性は高いが支給額は低めの傾向
新卒入社者に何らかの夏季賞与を支給する企業は、8割を超えています。4月に入社したばかりの新社会人が、夏のボーナスを支給できる可能性は高いです。しかし、ボーナスが支給されたとしても、賞与の算定期間を過ぎていたり、過ぎていなくてもわずかな期間だったりすることから、支給額は低いと認識しておくとよいでしょう。 支給する際に、一定額(寸志など)、在籍期間の日割り計算、日割り以外の一定割合というように、企業によって支給方法は異なります。 新社会人の夏のボーナスは支給額が低かったとしても、冬のボーナスは夏以上に多く、勤続年数を重ねれば支給額は増えていきます。また、業務考課や能力考課、情意考課によって支給額を増やすことを期待できるので、仕事に真面目に取り組み、結果を出すことを目指してみてください。 出典 株式会社産労総合研究所 2023年度 決定初任給調査 一般財団法人労務行政研究所 2024年度 新入社員の初任給調査 国税庁長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部