シャインマスカット1房分敷き詰めた、贅沢かき氷／兵庫・朝来【真夏のひんやりスイーツ1】
へたばりそうな暑い日も、一口食べれば生き返る。ひんやりスイーツは、まさに真夏の救世主。味はもちろん目にも楽しい、話題の逸品を集めました。1回目は兵庫県朝来市の《町家カフェ 伍右衛門》のシャインマスカットかき氷。（タウンタウン編集室）
大粒の岡山県産「晴王」の濃厚な果肉を存分に 「シャインマスカットかき氷」
最高級と名高い岡山県産シャインマスカット「晴王」を贅沢に1房使用。大粒で、鮮やかな黄緑色の実が、氷を覆い隠すように敷き詰められた姿に圧倒される。 張りのある皮から弾ける果肉は、高い糖度と濃厚な香りを持つ。北海道産の練乳と岸本養蜂場（新温泉町）のハチミツを何層にもかけた氷との相性もよい。 岡山県産の桃を1玉使ったかき氷や、抹茶、いちごなどの定番もある。いずれもビックサイズ。生の果物を使ったかき氷は予約が必要。
こだわりのコーヒーも人気 山城マニアのオーナーが竹田城近くで営む
《町家cafe 伍右衛門》は、全国1000店以上のカフェや焙煎所を訪ねるほどコーヒーが好きな宗像毅さんが、竹田城のお膝元・朝来で開店。 薪火焙煎した豆を使う『伍右衛門ブレンド』（500円）は、雑味の無いまろやかな味わい。但東町でくみ上げた「志水柿の湧水」を南部鉄瓶に入れて沸かし、備前焼のドリッパーでゆっくり抽出している。 全国300カ所以上を巡った山城マニアの宗像さん。山城の聖地・竹田城の近くでカフェを営むのが長年の夢だった。 店は明治時代の町家を改装した。栗の木の柱や梁、藁土壁などを残した趣ある空間で、歌声喫茶やコンサートが開かれることもある。
