【速報】兵庫・百条委員長ら会見で所感「探索をしている時点で、保護法に明確に違反」今後は消費者庁に違法性確認したい考え示す いっぽう斎藤知事は…
証人尋問を終えて、6日午後6時40分から会見した百条委の委員たち。奥谷委員長は、きょうは「片山元副知事らの証言を聞いて、当時の県の対応が明るみになった」と話しました。 【LIVE】斎藤知事めぐり疑惑 百条委員会の奥谷委員長らが会見、知事らの聞き取りを終えて また、職員と知事で、証言に食い違いがある点については「引き続き調査して明らかにしていく」と話しました。 そして、2日連続で公益通報の専門家らの話を聞いたことにふれ、「文書がマスコミや一部議員に送付された時点で、法律上保護される公益通報ではないとしても、探索をしてはいけないもの」と見ている、と話しました。 そして、自身の現段階の考えとして、「探索をしている時点で、保護法に明確に違反している」と考えていると、述べました。百条委のメンバーからは、「違法性を消費者庁に確認しよう」という意見も出ているということです。
いっぽう、斎藤知事も会見
証人尋問を終えた斎藤元彦知事も、午後6時ごろ取材に応じました。 きょうの尋問では、『公益通報結果を待たずに処分できないか』という知事の指示の有無について、知事と職員らで証言に食い違いがあることが露呈しました。これについて斎藤知事は、「当時、いろいろなやりとりがある中で、私の認識としては、指示したことは本当に記憶としてない」と改めて主張しました。 また、「県民が納得できる答えだったのか」と聞かれた斎藤知事は、「全ての方に納得してもらえるかどうかは、いろいろあると思うが、自分としてはこたえられることを答えた」と話しました。