日産、2019年3月期決算を発表(全文1)1日も早く事業を立て直す
日産自動車は14日、2019年3月期決算を発表した。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「日産が2019年3月期決算を発表 西川社長らが会見」に対応しております。 【動画】日産が2019年3月期決算を発表 西川社長らが会見 ◇ ◇
西川社長による決算説明
司会:それではお時間になりましたので、ただ今より2018年度日産自動車通期連結決算結果に関しましての記者会見を始めさせていただきたいと思います。本日は大変お忙しい中、またこのような時間に横浜までお越しいただきまして、誠にありがとうございます。それでは弊社社長の西川のほうから説明をさせていただきたいと思います。では、西川さんよろしくお願いします。 西川:はい。皆さん今日はお忙しい中、当社の2018年度決算にお集まりいただきまして、ありがとうございます。今日は18年度の販売実績決算の状況に、それから今年度の見通しについてお話をしたあとで、また当社が取り組みを開始しております事業構造改革、NEW NISSAN TRANSFORMATIONについて、アウトラインに関して少しお話しをしたいと思います。 それではまず、2018年度の実績でございますけれども、売上高11兆5700億円、営業利益3182億円ということですね。当期純利益3191億円になりました。自動車のキャッシュフローは1911億円。ネットキャッシュポジションが1600億ということでございます。これは前回、CFOの軽部からご公表させていただいたものと同じということでございます。 それでは次に、販売実績について少しお話をしたいと思います。これがグロ-バルの販売実績でございまして、全需が減る中、当社がそれよりも少し販売を落としまして、4.4%減ということでございます。551万6000台ということでありまして、日本、中国、中南米、タイ、フィリピンというところでは販売を順調に伸ばしておりますけれども、アメリカやヨーロッパというところでは減少が響いて、前年比4.4%減ということでございます。シェアは6%という計算でございます。