大分県立美術館の「ダリ展」2万人突破 好ペースで「残り2週間にも期待」
大分県立美術館OPAM(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)で開かれている「生誕120周年 サルバドール・ダリ ―天才の秘密―」の入場者が1月5日、2万人を突破した。(大分経済新聞) 【写真】「DALi」のスペルが重ねられた「ダンス:セブン・ライブリー・アーツより」 同館によると、初日の2024年11月19日から開場44日間(休展日含む)で達成。1月3日には1,111人を数え、「日ごとの入場は順調。これからの2週間も期待したい」とする。 節目の入場者は、韓国から観光で訪れたキム・ジェホンさん。九州の食と芸術と温泉を楽しむ旅で、大分市にはOPAM目当てで足を伸ばしたという。キムさんは、セレモニーで大分県芸術文化スポーツ振興財団の中島英司専務理事から記念品を受け取り、記念撮影にも笑顔で応じた。「今までこういった幸運に恵まれたことはなかったので良い思い出になった。これから別府の温泉と福岡の食を楽しんで帰りたい」と話した。 「ダリ展」はダリの生誕120周年、シュルレアリスム宣言100年に合わせて開催。世界屈指のダリ・コレクションを誇る諸橋近代美術館(福島県)の所蔵品を中心に、ダリの油彩画、素描、 版画、彫刻のほか、シュルレアリスムの作家の作品など123点を展示している。 開催時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。料金は、一般=1,400円、大学生・高校生=1,000円、中学生以下無料。1月19日まで。
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