ニューイヤー駅伝5年ぶりの優勝 旭化成陸上部 宗 猛 総監督・西村 功 監督・齋藤 椋 選手に聞く
元日に開催された「ニューイヤー駅伝」で、旭化成が5年ぶりの王座奪還を果たしました。 旭化成陸上部から、宗 猛 総監督、西村 功 監督、そして、齋藤 椋 選手に宮崎県延岡市にある旭化成陸上部クラブハウスで話を聞きました。 聞き手:髙橋美苑リポーター(旭化成陸上部クラブハウス)、川野武文アナウンサー(MRTスタジオから) 【写真を見る】ニューイヤー駅伝5年ぶりの優勝 旭化成陸上部 宗 猛 総監督・西村 功 監督・齋藤 椋 選手に聞く ■優勝して嬉しいというよりも、ほっとしたという感じです (髙橋美苑リポーター) 改めて、優勝おめでとうございます! (川野武文アナウンサー) 宗さん、5年ぶりのニューイヤー駅伝優勝、どう感じていますか。 (旭化成陸上部 宗 猛 総監督) 優勝して嬉しいというよりも、ほっとしたという感じです。これで今年の元旦の良いスタートが切れたということにほっとしました (川野武文アナウンサー) 地元・延岡市の反応はどうですか? (旭化成陸上部 宗 猛 総監督) 地元は、毎年、出発前の壮行会、そして、終わってから迎え入れをしていただいていたのですが、今年、選手は全員、レギュラーは東京に大会前から行きまして、それで調整して、(大会開催場所の)前橋に入った関係で、セレモニーは今年はなしという感じだったのですが、それでも延岡駅には多くの人が出迎えに来てくれました。 (髙橋美苑リポーター) 地元の皆さんも、元旦から感動がすごくあったと思います。ニューイヤー駅伝のレースを振り返ります。 ■レースを振り返る 7区間、100キロで争われた「ニューイヤー駅伝」。 2年連続で1区を任されたのは、20歳の長嶋幸宝選手。見事、トップでたすきをつなぎます。 2区・茂木圭次郎選手もいい位置でつなぐと、3区の葛西 潤選手が区間2位の走りで追い上げ2位に浮上。 続く4区・ケニア出身のキプルト選手も順位を守り、5区・大六野秀畝選手は区間2位の走りを見せます。 そして、6区・齋藤 椋 選手も粘りの走りでトップに食らいつき、12秒差でアンカーの井川龍人選手にたすきをつなぎます。 勝負を託された井川選手は、トップのホンダに5キロ手前で追いつくと、その後ろをピタリとマーク。 そして、残り500メートルのところで、圧巻のラストスパートで振り切り、5年ぶり、史上最多26回目の優勝を果たしました。