37歳FWストゥアーニが20年以上破られなかった記録に到達! ラ・リーガ途中出場得点数で歴代1位タイに浮上
15日に行われたラ・リーガ第5節バルセロナ戦で、ジローナのFWクリスティアン・ストゥアーニが、“とある”記録に到達したようだ。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 来月に38歳の誕生日を迎えるジローナのアイコンが、ラ・リーガの歴史に名を刻んだ。母国ウルグアイのダヌーピオでプロキャリアを始めた後、ラシン・サンタンデールやエスパニョールなどを経て加入したジローナで在籍8年目のシーズンを迎えているストゥアーニ。15日に行われた第5節バルセロナ戦では69分から途中出場すると、80分にFWポルトゥの折り返しを押し込んでゴールネットを揺らした。ここまで出場した3試合すべてがベンチスタートながら、早くもシーズン2得点目に。そして、このゴールにより、ラ・リーガにおける途中出場得点数で歴代1位タイに浮上した。 スペイン紙『マルカ』によると、20年以上に渡って同記録を保持していたのは、フリオ・サリナス氏とのこと。1980年代から90年代にかけてアスレティック・ビルバオやバルセロナ、スペイン代表で活躍したバスク人ストライカーは、ラ・リーガで途中出場から通算28得点を記録。特に、6シーズンを過ごしたバルセロナで大半の20得点を叩き出していた。 なお、ストゥアーニが到達するまで破られなかった記録だが、かつて目前にまで迫ったのがFWリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)のようだ。所属していたバルセロナではスタメン出場することが多かったことから、在籍17年で途中出場した試合数が『56』と限られているものの、その中で27得点をマーク。また、FWアルバロ・モラタ(現:ミラン)も75試合・21得点と驚異的なペースだったが、両者ともに他リーグへと移籍したことで挑戦は終止符。一方、アトレティコ・マドリードのFWアンヘル・コレアが通算21得点を挙げており、第4節アスレティック・ビルバオ戦では出場から約4分で結果を残すなど、その数字を着実に伸ばしてきている。 途中出場がメインとなった昨シーズンも公式戦14得点の活躍を見せ、7年連続となる2桁得点を記録したストゥアーニ。プレータイムが年々減少傾向にある一方で、得点感覚は研ぎ澄まされつつある衰え知らずの“37歳”は、ラ・リーガと、そして自身初のチャンピオンズリーグでもゴールを量産してくれるだろう。
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