“全長5m”超! 「2000万円級」のクルマもあり! 存在感バツグンな「大きな国産車」3選!
駐車場に入らない!? 「大きな国産車」とは?
近年、技術の進歩とともにクルマのデザインや機能が進化するなか、ボディサイズは新型車が出る度に大きくなる傾向にあります。 なかでも、大型車の基準として考えられるボーダーの1つ「全長5m」というサイズを越えてくるクルマも増えてきました。 今回は、圧倒的な存在感と先進技術を備えた、全長5mオーバーの国産車を3台紹介します。 【画像】「えっ…!」 これが「“全長5m”超の大きな国産車」です(30枚以上)
●トヨタ「クラウン セダン」 クラウンはトヨタのフラッグシップセダンとして、1956年に初代がデビュー。 車名のとおり王冠がシンボルとなっており、そこには「国産車を常にリードし続ける王座のしるし」という想いが込められています。 現行モデルは16代目にあたり、2022年7月に発表。 16代目は「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4車種が展開され、今回の5m超えに該当するのは、セダンです。 ボディサイズは全長5030mm×全幅1890mm×全高1475mm、ホイールベースは3000mmです。 エクステリアは16代目に共通するハンマーヘッドフェイスに大型の台形グリルを採用し、左右の薄型LEDヘッドライト、その上を1本のデイライトが水平に伸びていることが印象的。 またFRらしい低重心で伸びやかなクーペシルエットを実現しています。 一方インテリアは16代目に共通するアイランドアーキテクチャーによる運転のしやすい空間を持ち、インパネの更なるワイド化、杢目調パネルの採用により、落ち着きと高級感を演出しています。 パワートレインは2.5リッター直列4気筒エンジンにモーターを搭載したハイブリッドモデルと、燃料電池を搭載したモデルが設定されており、両モデルとも駆動方式はFRです。 価格(消費税込、以下同)は、730万円から830万円です。 ●レクサス「LM」 LMはレクサスのフラッグシップミニバンで、初代モデルは2020年に登場しました。 車名は、すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げるという意味の「ラグジュアリームーバー」に由来。 高級ミニバンをショーファーカーとして用いることの多い、アジア圏へのニーズに対応するモデルとして誕生しました。 現行型となる2代目は2023年12月に発売され、日本国内へ初めて正式投入されています。 ボディサイズは全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mm、ホイールベースは3000mmとなっています。 この2代目では初代の価値や存在意義をあらためて見直し、プラットフォームから内外装に至るまで一新され、より優美かつ豪華なクルマに仕上げられました。 また2024年5月には、既存の2列シート4人乗りの「エグゼクティブ」に加えて、3列シート6人乗りの「バージョンL」が追加されました。 パワートレインは2.4リッター直列4気筒ターボエンジンに前後モーターを組み合わせるハイブリッドを採用。 これらに6速ATが組み合わされ、4WDで駆動します。 価格は1500万円から2000万円です。 ●三菱「トライトン」 トライトンは三菱のピックアップトラックで、その歴史は1978年に登場した「フォルテ」から始まります。 そこから1986年にフォルテの後継車として「ストラーダ」がデビューし、1995年にフルモデルチェンジ。 そしてストラーダの後継モデルとして2005年にトライトンが誕生しました。 現行のモデルは三菱のピックアップトラックのなかで6代目にあたり、2023年7月にデビュー。 トライトンは日本国内のみならずグローバルに展開されており、特にタイをはじめとするASEANエリアで大きな人気を博しています。 日本仕様のボディサイズは、全長5320mm-5360mm×全幅1865mm-1930mm×全高1795mm-1815mm、ホイールベース3130mmと大柄なボディですが、最小回転半径を6.2mに抑え、日本での扱いやすさも考慮されています。 エクステリアは三菱らしいタフな印象を持ち、上級グレードにはバンパーロワーガーニッシュやスタイリングバー、ホイールアーチモールなどが採用され、よりタフなデザインに仕上がっているのが特徴です。 なおボディタイプにはいくつかの仕様がありますが、現時点で日本に導入されているのはダブルキャブ&駆動方式は4WDのみです。 また走行性能に関しては、新開発のサスペンションにより快適な乗り心地と優れた操縦安定性を実現。 三菱「パジェロ」から受け継がれた「スーパーセレクト4WD-II(SS4-II)システム」により、優れた悪路走破性も備えています。 価格は498万800円から540万1000円です。
くるまのニュース編集部