パリス・ヒルトン、悩めるティーンのために戦う。元お騒がせセレブの現在
二人の子どもを持つ素敵なママとなったパリス・ヒルトン。お騒がせセレブだった時代をすっかり過去のものとした彼女が、悩めるティーンのために立ち上がった!「エル デジタル」の人気長寿連載セレブウォッチャーPeachesがチェック! 【写真】Y2Kスタイルのお手本! 元祖パーティガール、パリス・ヒルトン黄金期のヘア&メイクをプレイバック
パリスの知られざる一面とは?
カーダシアン=ジェナー一家の台頭で、ゴシップ界のメインストリームからは姿を消してしまったパリス。実はDJとして世界中で活躍し、投資などで着実に財を蓄えているのだから、“おバカ”のふりをした賢い女性だったのかも。 そんな彼女のさらに知られざる一面を明らかにしたい。実は彼女、規制のないプロブレム・ティーン産業の問題点を掘り起こし、被害にあった元ティーンの魂を救済するアドボカシー活動に尽力しているのだ。 ちなみにプロブレム・ティーン産業(※原語はTroubled-Teen-Industry)というのは、「問題を抱えた」青少年を更生させる営利目的の私立学校やフィールド・プログラム、教育機関のネットワークのことだ。
プロブレム・ティーン産業の闇
パリスは2020年9月にYouTubeで配信されたドキュメンタリー「This Is Paris(原題)」で、両親に送り込まれたユタ州の更生施設プロボ・キャニオン・スクールでの虐待やレイプ被害を告発していた。メンタルヘルスケアを受けながら、高校カリキュラムに沿った教育を受けることができるという触れ込みの施設だ。しかし、授業を受けるどころか、一日中、机の前に座っているとように命じられたり、スタッフから罵声を浴びせられたりしたというから、刑務所のようだ。パリスはこのような施設を4つも転々としたというから、PTSDと診断されても当然だろう。
つい最近、『Bustle誌』のインタビューを受けたパリスは、「このような場所が存在すること、そして毎年何十万人もの子供たちがこのような場所に送られていることを理解してほしいのです」と語っている。「TTIのような場所で死んでいく子供たちがいます。そこで働く人たちは、身体的にも感情的にも、そして心理的にも性的にもティーンを虐待をしているのです 」と彼女は続けている。