中日、連勝で5カードぶりの勝ち越し 細川4安打4打点、大野4月3日以来の白星
○ 中日 8 - 4 阪神 ● <21回戦・バンテリンドーム> 中日は引き分けを挟み2連勝。5カードぶりの勝ち越しを決めた。 中日打線は1点を追う3回、2番・岡林の中前適時打で同点。さらに4番・細川が右越えの2点適時二塁打を放ち3-1と逆転した。1点差に詰め寄られた4回は無死満塁の好機を作り、先発の9番・大野が4年ぶりの打点となる左前適時打を放ち4点目。さらに二死後、3番・高橋、続く細川の連続適時打で7-2とリードを広げた。 細川は6回の第4打席にも8点目となる左前適時打を放ち、5打数4安打4打点の大暴れ。打率を.302に上げ、最多安打ランキングでリーグ単独トップ(124安打)に立った。 自身4連敗中の先発・大野は不安定な立ち上がり。3-1と逆転してもらった直後の4回は無死満塁の大ピンチを招いたが、犠飛による1失点にとどめた。2回以外は毎回ランナーを背負う苦しい投球だったが、打線の援護に恵まれ7回7安打3失点の粘投。9回は守護神・マルティネスがリーグ単独トップの33セーブ目(1勝3敗)で締め、大野は4月3日の巨人戦(バンテリンドーム)以来の白星となる今季2勝目(4敗)を手にした。
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