宮﨑の逆転アーチも空砲…痛恨の牧のエラーに齊藤明雄氏「ワンステップ入れて1人ホームでアウト取ればよかった」と苦言
DeNAが阪神に競り負け。昨日手にした3位の座から、わずか1日にして滑り落ちた。 DeNA先発の濱口遥大は3回、大山悠輔のタイムリーと井上広大の3ランで一挙4点を献上するも、5回に阪神先発の青柳晃洋から、森敬斗と林琢真の連続二塁打で1点を返すと、さらにオースティンのタイムリーで2点差とし青柳をKO。なおも二死一・二塁のチャンスから代打の宮﨑敏郎が逆転3ランを左中間に運び、一気に試合をひっくり返した。 逃げ切りを図り8回にウィックを投入するも、無死満塁のピンチを招き大山悠輔を迎えるが、打球はセカンドへのゴロに打ち取ったが、牧秀悟が本塁に悪送球し再び同点とされる。最後は延長に突入した10回、JBウェンデルケンが佐藤輝明に痛恨被弾を喫し万事休す。5-6で痛い星を落とした。 8回に痛い同点エラーをしてしまった牧秀悟のプレーに対し、21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した齊藤明雄氏は「1点やってしまうと同点になってしまう。それが嫌だったと思うんですよね」と中間守備を敷きながらも、ホームへ送球した心理を推測。続けて「牧も打球が早い分、ワンステップ入れて1人ホームでアウト取ればよかったのを、ダブルプレーを狙ってノンステップで投げて、その分ボールも弱くなって逸れたんじゃないかなというのはありますよね」と焦りが悪送球の原因と分析した。 また「ピッチャーからすると、同点でもいいやっていうぐらいで。ダブルプレーで早くツーアウト取ってもらってもよかったのかなっていうところですよね」と守備位置の通り、セカンド併殺打を狙うほうが良かったのではと、投手目線で解説した。 終盤に来て守備のほころびの目立つ牧秀悟。キャプテンとして、確実なプレーも求められる。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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