わずか20本の希少モデル【スイス時計ブランド“ローラン・フェリエ”】限定コレクション“セリエ・アトリエ”に注目
余分なディテールを排除し、純粋な美学を備えた時計を創造するスイスの時計ブランド“ローラン・フェリエ”は、スポーツウオッチの堅牢性とクラシックコレクションがもつ時代を超越した洗練を融合させた新作“クラシックオートサンドストーン セリエ アトリエ VI”を発表。世界限定20本の販売を開始した。 【画像】立体的な針や文字盤の質感を拡大してもっとチェックする 2020年以来、毎年発表されている限定モデルのコレクション“セリエ・アトリエ”の6作目となる本作は、マイクロローターを採用した自動巻きムーブメントと日付表示を備えた伝統と現代性のバランスが表現されたモデルとなっており、オンオフ問わず洗練された印象を与えるエレガントなビジュアルだ。 40㎜のステンレススチールケースはコレクションを象徴する丸い小石型で、ムーヴメントを守る堅牢性を備えつつ、時代を超越した普遍的な魅力を放つ。
砂や土のようなニュートラルでダイナミックなローズカラーの文字盤は、安定感と静けさを象徴。その地球そのものと結びつく色合いが、自然の美しさと時間の連続性をさりげなく想起させる。そこに、光の当たり方で微妙な変化を見せる細かいサテン仕上げなどの現代的なタッチが組み合わせられ、温かみとヴィンテージのニュアンスをまとう文字盤が生み出された。 緩やかなスロープが特徴的な日付表示は、光を取り込むことによって視認性も向上。表示窓全体を縁どることで存在感も併せ持つ。また、わずかに高低差がつけられたスモールセコンドにより、文字盤に奥行きを生み出している。 ムーヴメントは、設計・装飾・組み立て・調整のすべてが自社工房で行われた“Cal.LF270.01”で、ナチュラル脱進機を備えたマイクロローター搭載。地板とマイクロローターブリッジの間に950プラチナ製ローターを挟んでいるため、高い安定性と巻き上げ効率を実現しており、72時間のパワーリザーブを備える。
また、ムーヴメントの外周寄りにはゼンマイの巻き上げ方向を示す杉綾模様、センター寄りには鳥の羽をモチーフとした新しい装飾が施されており、その美しさをケースバックから愉しむこともできる。 なお、一本ごとに番号が入れられるわずか20本の本作は、公式オンラインかブランドへの直接注文のみにより購入可能。価格は問い合わせだ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部