阪神・平田2軍監督、星野仙一氏の命日前に秘話披露 藤川監督のプロ初勝利、闘将からのプレゼントを「俺が持っていった」1・4死去から7年…
3月から2軍施設は鳴尾浜から尼崎市内へ移る。初年度を任されるだけに「新球場になって環境が良くなったのに選手が育たないでは話にならない。俺の役目は、1軍で通用する若い戦力を、藤川監督に送り込むこと。それだけ」と言う。
ユニホーム組では最年長の65歳だが、元気いっぱい。球団創設90周年。藤川監督とともに、墓前にV奪回の報告をする。(三木建次)
★阪神・藤川監督、入団4年目でのプロ初勝利に「長かった」と涙
2002年9月11日のヤクルト戦(神宮)。プロ9試合目の先発で8回1安打1失点7三振と好投した。真中満に初回先頭打者アーチを許したのみで、九回のアリアスのソロで初勝利が舞い降りた。右肩のコンディション不良などに悩まされ、背番号を30から92に変更した高卒4年目。ウイニングボールを手に「長かった。ここまでチームに迷惑をかけてきましたから」と涙を流した。