【フィギュア】宇野昌磨が6度目の日本一 羽生結弦さんらの記録に並ぶ 世界選手権代表決定「最高の調整を」
◇第92回全日本フィギュアスケート選手権大会(20日~24日、長野) フィギュアスケートの全日本選手権男子フリーの演技が23日に行われました。 【画像】世界選手権V2宇野昌磨最後は“大の字” これまで5度の日本一に輝いている宇野昌磨選手は、ショートプログラムで104.69点と唯一の100点台を記録し1位。フリーは最終滑走となります。 交際中の本田真凜選手が客席から応援する中、最初の4回転ループで着氷が乱れてしまいますが、その後は大きなミスのない滑りを披露し、フリーは193.35点。合計298.04点で大会6度目の優勝を飾りました。 これで、羽生結弦さん・本田武史さんが持つ全日本選手権優勝6回の記録に並んだ宇野選手。佐藤信夫さんが持つ10回の記録まで「4」としました。 さらに、今回の優勝で現在2連覇中である、来年3月に開幕する世界選手権への出場切符も手にしました。 演技後宇野選手は、「全部のジャンプがもう一回やったら失敗してもおかしくない」と直前の演技を振り返りました。 「みなさんが素晴らしい演技をしていた」と共に戦った仲間たちをねぎらいつつ、「最高の演技とはいえないけど、やるべき事はちゃんとやれた」と話しました。 日本男子初の世界選手権3連覇がかかる宇野選手ですが、「この競技人生で最高の演技をしなければ勝てないのはわかっている。無難な演技をしても2・3位になる。最高の調整をしたい」と3か月後に焦点をあてました。