代理人が田中碧のプレミアリーグ挑戦の可能性に「成功できると確信している」…リーズ移籍の舞台裏も明かす
リーズ・ユナイテッドに所属する田中碧のエージェントである『CAA Base』のマリオ・クネス氏は、同選手の今夏の移籍の舞台裏などについて語った。 ドイツ2部のデュッセルドルフで活躍した田中は、今夏にイングランド2部チャンピオンシップのリーズに加入。負傷者などの影響で定位置をつかんだ同選手は、公式戦15試合に出場して3位に位置するチームを支えている。また、10月にはリーグ月間最優秀選手賞候補にもノミネートされていた。 そんな田中がイングランド2部のリーズに新天地を求めた理由についてエージェント『CAA Base』のクネス氏は、ドイツ『fussball.news』で「リーズはアオ・タナカにプロジェクトを事細かく説明した。ダニエル・ファルケは、リーズが必要としているタイプの選手であるということをタナカに示した。さらに、リーズは彼に対して成長するための理想的なプラットフォームをオファーした」と話し、以下に続けた。 「私はファルケを称賛しなければならない。彼はアオの持つスキルを正確に把握していた。しかし、これはドイツのクラブがこのポテンシャルに気づかなかったことを意味しているわけではない。しかし、ブンデスリーガのクラブへの移籍はさまざまな理由により実現しなかった」 また、クネス氏は田中が将来的にプレミアリーグでプレーする可能性についても語った。 「彼のプレースタイルにより、彼は整ったフットボールのスタイルでプレーすることを望むポゼッションを基盤としたチームで効果的になり得る。彼がイングランド2部でしかプレーしていない理由を多くの人が自問自答する日も近いかもしれない。彼がプレミアリーグで成功できると私は強く確信している」