「頑丈タブレットPC」で世界シェア1位、パナソニックコネクトが手がける商品の個性
パナソニックコネクトの頑丈パソコン「タフブック」シリーズが好調だ。同分野の製品として22年連続で世界シェア1位を握る。10月以降に発売するタブレットPC「FZ―G2」の新モデルは、リアカメラの性能が前モデルより向上。ノイズを低減し、暗い場所でも鮮明な映像を撮影できる。屋外施設の保守・点検や製造現場、救急といった過酷な環境での需要を捉える。パナソニックの電子商取引(EC)サイトでの消費税込みの価格は33万6490円から。 【写真】パナソニックコネクトの頑丈パソコン「タフブック」 前モデルから1年ぶりの刷新。CPUに「インテルCoreUltra5プロセッサー135U」を採用し、処理速度が16%向上。バッテリー駆動時間も1・3倍になった。リアカメラは約800万画素だったが新モデルは約1260万画素に。画像を拡大しても細部を読み取りやすく、使い勝手を高めた。 「パソコン市場でボリュームを追うのでなく、尖(とが)った商品をきちんと提案していきたい」(同社)とする。