京都通を気取るなら、次のステイはここ一択! 「バンヤンツリー・東山京都」がグランドオープン
世界のセレブリティを魅了するホテルやリゾート、スパを展開する「バンヤン・グループ」が日本初上陸。そのフラッグシップブランド「バンヤンツリー」が、いにしえの都・京都にグランドオープンしました。 モテる宿にはワケがある
世界20か国以上で90を超えるホテルとリゾート、そして名だたるセレブリティたちを魅了するスパを展開する「バンヤン・グループ」。平たくいうと、最強にモテる宿であるわけですが、そのフラッグシップブランド「バンヤンツリー」が、満を持して日本にお目見えしました。しかもロケーションは旅慣れオヤジの“庭”(?)こと、いにしえの都・京都。これはもう、行かない選択肢はないでしょう!
「バンヤンツリー」といえば、言わずと知れた高級ホテルチェーンなわけですが、どちらかというとモルディブやプーケットといったリゾートのイメージが強いかもしれません。ですが、彼らが日本初上陸の地として選んだのは、読者貴兄も大好きな京都。しかも、マスターアーキテクトとしてあの隈研吾が監修したというから、その仕上がりに期待が高まるというもの。
● さすがの京都でも、この発想はなかった!/能舞台を備えたラグジュアリーホテル
このホテルを唯一無二の存在たらしめるのが、竹林を背景に聳え立つ能舞台、その名も「Noh Stage」です。 そもそも、ここ「バンヤンツリー・東山 京都」は、日本の伝統芸能である能のアーティスティックな美の世界と、“幽玄”の概念から大きなインスピレーションを受けているのだといいます。あえて屋根や壁を取り払った斬新なデザインには、背後の竹林や空と繋がるようにという隈氏の思いが込められているのです。 また水を湛えた水盤の上に建つことで、まるで舞台そのものが水に浮かんでいるように見える視覚効果を狙っているのだとか。一緒に訪れるパートナーがアートや芸術が好きなら、まさにもってこいの宿。それに能の舞台のあるホテルなんて、シンプルに粋じゃないですか。
● 天然温泉に映える竹林、世界最高峰のスパ/うれしすぎる“仕掛け”が三拍子揃う
ホテルがあるのは「霊山(りょうぜん)」と呼ばれるエリア。ここは昔から私たち人間の世界である“街”と、自然界との境目のような場所とされてきた領域であると言われています。そして読んで字のごとく、ロケーションは山の上。とはいっても位置的には清水寺と八坂神社という京都を代表する二大スポットの間なのですが、急な坂道を上らないとアクセスできないため、驚くほど静寂に包まれているのが魅力。地元民の私も、この道を歩いて登ったのは正直初めてでした……! 敷地内には竹が鬱蒼と生い茂り、嵐山に行かずとも京都らしい映える竹林ショットが撮れるうえ、なんと温泉の源泉も備えているというから贅沢すぎますよね。京都の街中で、天然温泉のお風呂に浸かりながらおこもり。つまるところパートナーとロマンティックな時間を過ごすには、この上ない宿なわけです。