大麻「使用」も懲役刑の対象に 違法薬物含む悪質商品も販売「日本最大級のCBDショップ」摘発【Nスタ解説】
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大麻由来の合法成分=「CBD」を扱う店が増えるなか、東京・渋谷の専門店が別の違法薬物を販売したとして摘発されました。 【写真を見る】CBD専門店摘発直前映像には ■“大麻由来の合法成分”「CBD」とは? 違法薬物含む悪質商品も 井上貴博キャスター: 大麻由来の合法成分“CBD専門店”「GRAY TATTOO」の社長・長谷川継之介容疑者(29)が逮捕されました。「合法なCBD商品」をうたい、違法薬物を含む植物片のようなものを客に販売した疑いが持たれています。 CBDはお店で売られているもので、ボディオイル、クッキー、グミ、チョコなど様々な種類があり、リラックス効果などを理由に海外で浸透しています。 CBD自体に精神作用・依存性は無いと言われていますが、▼別の違法成分が含まれている悪質な商品もある。また、▼より強い快楽を求めて違法薬物に手を出す恐れがあるとも言われています。 ホラン千秋キャスター: 「CBD」というワードは本当にいろんなところで聞くようになったなと思います。 その中には安全なものもあると思いますが、違法な成分が含まれる悪質な商品があったとしても、素人は一目見てわかるわけではないじゃないですか。どうやってCBDというものと付き合っていけばいいんでしょうか? 法科学研究センター所長 元科捜研 雨宮正欣さん: まず、CBDの中に大麻由来のTHCという、いわゆる違法な成分があります。これが故意的に含まれている場合と、除去しきれなくて含まれている場合の2つがあります。それを見極めるにはどうしたらいいかというと、やはりちゃんとしたところで作っているものだったら管理をしているので、(違法な成分が)入っていないことをちゃんと確認して売っています。 あまり見たことがないようなお店だと、もしかすると管理がされていないので、できれば手を出さない方がいいということだと思います。 ホランキャスター: 雨宮さんご自身は、CBDというものが広がっている現状についてどう見ていますか?