水質基準7倍超 三原市の産廃最終処分場に3回目の行政指導 広島
広島県三原市にある産業廃棄物の埋め立て処分場で水質の汚れの指標が法廷基準値を超えたことがわかり、広島県が3回目の行政指導を行いました。 三原市の本郷産業廃棄物最終処分場は2年前に民間業者が作ったものです。 県によりますと処分場で採取した水について汚れを示す指標が基準値の7.5倍に上る項目があり、農業用水用の指標でも約1.7倍の値を示しました。 この処分場では去年7月から別の項目でも同じような基準超過があり、県はこれまでも2回にわたり改善されるまでの業務中止や原因究明を求める行政指導を行っていました。 今回の基準超過は県の抜き打ち検査で確認されたもので、県は速やかに原因を究明するよう指導しています。