大阪府・松井知事定例会見11月10日(全文2完)小池さん気の毒やと思います
希望の党が共同代表選、玉木さんと大串さんどちらが代表にふさわしいと思うのか
記者3:すいません、希望の党が共同代表選をやってるんですけれども、あらためてになるかもしれないですけど、玉木さんと大串さん、かなり思想が違うんですが、どちらが希望の党の共同代表にふさわしいと思いますか。 松井:いやもうどちらがふさわしいというか、もうやっぱり小池さんが任命権者なんだから、そういうルールの下で彼らは、僕はね、そういうルールの下で彼らは踏み絵を踏んで、サイン、約束をしてるわけですよ、誓約書に。それで、これは選挙が終わったら、そのルール、まったくあんなもん知ったこっちゃないっていうのは、もうこれは駄目だと思いますよ。だからもう、代表選挙、小池さんも了解したのかもしれないけれども、小池さんが了解しないで、する必要もなかったし、小池さんが指名するという、そういう約束の下で国会議員になったんだから、小池さんが堂々と指名したら良かったと思いますけどね。でも他党のことなので、あまり言えないけどね。 ただ1個だけは全員に守ってもらいたいのはしがらみなく身を切る改革と言ったんだから、そこはやってもらいたいと思いますよね。だからもう、とにかく選挙終われば野となれ山となれでもう、むちゃくちゃなってきたね。だから約束を守る人が国会議員の代表に就いてはもらいたいと思います。 記者3:そこは玉木さんか大串さんかっていうのは、そこまでは。 松井:いや、それはでも大串さんはもう安保法制は撤回って言い出したんでしょう。それこそ、一番最初にあれ、安保法制については撤回とは読めない文章なので、それは大串さん、それはもう、むちゃですよいう話ちゃうかな、あれは。 A:ほかにございませんか。
野党6党の枠組みに維新が入っていないことについて
記者4:それに関連して。今、野党、希望の党と立憲民主党と共産、社民と、野党6党という枠組みで動くことが増えていて、維新はその中に入ってないわけですけれども、今、こういう野党の構図になっていること事態はどういうふうに思われますか。 松井:選挙終わったら前と一緒やということですよ。だから民進党の人たちも、前原さんに対して非常に無責任だとか、前原さんを批判、ずっとしてるけどね、あれ前原さんのおかげで民進党のメンバーは希望と立憲に分かれて当選したんじゃないの。よう分からんのが、民心でやってたほうが勝てたとかね、言っている人もいるけど、やりゃ良かっただけで。もうみんなが一緒になって、全会一致で民進党から希望へ移るいうて、みんなで決めたわけでしょう。ただ入れてもらえない人がいるのは当たり前ですよ、政策が違うんだから。だから入れてもらえる人はみんな踏み絵踏んで、サインまでして、このサインしたことも全てもう、サインした覚えないと、知らんと言うほうが、これはもう政治家としても、政治家より、人として僕ちょっとおかしいなと。われわれもそういう形で何度かだまされたことあるからね。しくじってきたんでね。恐ろしい動物やと思いますね、政治家ちゅうのは。 記者4:そういう形になって、希望の党自体は今のところどう思いますか。 松井:小池さん気の毒やと思います。 記者4:それは小池さんのガバナンスが利いてないということになるんですか。 松井:だから、もう面倒くさかったんかね。だから僕、小池さんとは、さっきの消費税の話とかで電話するときにもう言っていますよ。代表としてね、そういうもう、書いたもんも知らん、約束は反故にするというのはね、追い出したほうがええんちゃいますかって言っているけど、大変なのよねって言って、それ一言でしたけどね。大変やと思いますわ。 A:ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。それではこれで〓****00:52:02〓を終了させていただきます。ありがとうございました。 (完)【連載】大阪府・松井一郎知事が定例会見2017年11月10日