天皇賞・秋を制したドウデュースと武豊騎手

◇27日　天皇賞・秋（G1・東京・芝2000メートル） 　元笠松、JRA騎手で通算4464勝の競馬評論家で「アンカツ」こと安藤勝己さん（64）が27日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、天皇賞・秋を回顧した。レースは後方から進めた2番人気のドウデュース（牡5歳、栗東・友道）が大外一気の末脚で差し切り勝ちし、G1・4勝目を飾った。武豊騎手（55）＝栗東・フリー＝は歴代最多タイとなる天皇賞・秋7勝目、友道康夫調教師（61）＝栗東＝は天皇賞・秋は初勝利。2着は9番人気のタスティエーラ、3着は8番人気のホウオウビスケッツ、1番人気のリバティアイランドは13着だった。 ◆郷ひろみと武豊 スーツのツーショット【写真】 　アンカツさんは「あのペースを後方2番手で我慢しとられるユタカちゃんがさすがなら、一瞬にして突き抜けるドウデュースの瞬発力もとんでもない。前半と馬場を思えば時計も優秀やし、獲りたいレースで最高のパフォーマンスやった」と1着馬について振り返ると、大敗した牝馬三冠のリバティアイランドについては「ゲート裏のテンション高くて、意図した位置に収まらんかった印象」とつづった。 　また、続く投稿では「驚いたんがタスティエーラ」と2着に入った昨年のダービー馬についてつづり、「前2走で萎んだ分を膨らませた18キロ増で、本来は中距離馬なんやろな。陣営がようここまで立て直した」。逃げて3着のホウオウビスケッツについては「前走からの上積みと絶妙なペース配分。差された相手が悪かっただけ」。8着に敗れた3番人気のレーベンスティールについては「G1入ると小ぢんまり映った。改めて経験を積みつつやね」と評価した。