【新日本】高橋ヒロムが内藤哲也とWTL優勝の理由説明「意地でも取る、大合唱なんかさせるか」
8日の新日本プロレス熊本大会で「ワールドタッグリーグ(WTL)2024」初優勝を果たした内藤哲也(42)&高橋ヒロム(35)が9日、都内の新日本プロレス事務所で一夜明け会見に臨み、ヒロムが「優勝できた理由」について説明した。 2人は決勝でゲイブ・キッド&SANADAと対戦。27分12秒、名も無きヒロムロールPART2でヒロムがSANADAを押さえ込んで3カウントを奪って勝利した。 ヒロムは会見で内藤に向かって「昨日なんですけど(自分のことを)粘り強いなと言ってくれたじゃないですか。すごいなと言ってくれたじゃないですか。昨日、もちろん優勝したかったですけど、どうしても俺が(3カウントを)取りたいなと思った理由が、試合中にもあったんですよ」と告白した。 ヒロムは続けて「序盤ですよね。自分が(場外の)ひな壇の方に連れていかれたんですよ。で、まあ、ボコボコにされて。頑張って戻ろうとしてた時に、すごく熱い男性ファンの方がいたんです。『ヒロム、頼む立ってくれ!頑張れ!』って、めちゃくちゃ熱い人がいて」と説明しだした。 「うれしいな、力出るわって思ったんです。でも、その後に『大合唱してえんだよ!』って。そっちかと(苦笑)。『ヒロム、頼むよ!大合唱させてくれ!』と。あの言葉を聞いて、誰がさせるか!と思いながら(笑い)、この試合は意地でも俺が取ってやると。大合唱なんかさせるか!っていう気持ちが(自分を)奮い立たせてくれたんです」と話した。 もちろん大合唱とは、内藤が大会の最後に行う「デ、ハ、ポン!」締めの大合唱のこと。ヒロムは自分を応援してくれていると思っていたファンが、実は内藤の大合唱に参加したいがために熱い声援を送っていたと知り、反骨心に火が付いたと笑いながら明かしていた。【千葉修宏】