男性に「年収だけ」を求める時代は終わった…婚活市場の女性から容姿、対話スキルが重要視されている理由
婚活では基本的に誰もが、より良い条件の異性と結婚したいと考えます。一般的に、男性は年収が高いほどに、女性は若く美しいほどにハイスぺ(最近では+年収も必要)という扱いを受けますが、その実態はどうなっているのでしょうか。 【写真】年収500万円以上の30代独身男性は「普通の男」じゃないんです 女性の社会進出に伴い、少しずつではありますが、男女間での賃金格差も小さくなっています。女性の場合、男性を選ぶ際、年収よりも別の項目を重視する人も増えてきているという話もあります。 そこで今回は、日本仲人協会の協力のもと、結婚相談所の仲人から見た「高年収な女性」から相手にされない男性の特徴についてお伝えします。 「年齢差がありすぎる、女性の年収のほうが上」というケースを除いたアンケート結果(順不同)をもとに作成しました。
近年、男性の容姿が重要視される傾向に
まずは容姿です。 これまで言葉は悪いですが「チビ・デブ・ハゲ」という3要素を筆頭に、「体毛が濃いのがムリ」というものもありました。 しかし、近年、男性が女性に求めるように、女性からも男性に対して一般的に見て「良い容姿」の人を選ぶようになっています。 男性は容姿ではなく「清潔感が大事」などと言われますが、複数の男性から結婚相手を選べる女性なら、清潔感だけでは足りず、容姿そのものが大事だと言えそうです。 美容整形をしないのであれば、容姿はおおむねどうにもできないと思われていますが、決して対策することがないわけではありません。 ダイエットや脱毛はかなり効果的だとの声もよく聞きます。 最近ではプチ整形などもあるので、考えてみるのもいいかもしれません。
横暴な男性は時代遅れの存在に
次に挙げたいのは「プライドが高い」ことです。 具体的には「相手のことを考えない、気遣いがない、男尊女卑思考、マウント気質、上から目線」などの項目が挙がっていました。 似た項目で「ナルシスト」という意見もありましたが、いずれにせよ人間性が問題になる傾向が増しています。 普通に考えれば、結婚相談所だけでなく、普段の人間関係においても人間性は重要です。これまで結婚相談所でも年収や学歴など、わかりやすく、目に見えるスペックが重要でした。しかし、独身貴族、シェアハウスブームなど、多様な生き方がクローズアップされ、居心地の悪い相手しかいないのであれば、無理に結婚しなくてもいいという人が少なくなったのかもしれません。 どちらにせよ、年収がいいから、容姿が良いからとあぐらをかくのは避けたほうがいいでしょう。 あくまで筆者の感覚ですが、人間性に問題があるとされる方は自分がそういう性格だと気づけていないことが多いように思います。仮に指摘されても「そんなことはない」と否定しがちです。 自分で自覚がなければ直しようがありませんから、少しでも心当たりがあるなら、まずはそれに気づかせてくれる友人のような第三者や仲人のようなプロの方の助けを借りましょう。