クロースの後継にドイツ代表指揮官が言及。名前が挙がった3名の選手とは?現地報道「意外な選出」【ユーロ2024】
UEFAユーロ2024(EURO2024)を最後に選手生活から退くことを表明していたドイツ代表MFトニ・クロース。チームを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は現地時間6日、ドイツ紙『BILD』に対し同選手の後釜について言及した。セントラルMF候補として、3人の選手の名前が挙げられている。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024(EURO2024) データサイト『Transfermarkt』によると代表通算114試合に出場したクロースは、ドイツにとって極めて重要な存在だった。準々決勝でスペイン代表に敗れはしたが、このチームの司令塔はユーロ2024期間中も高いゲームメイク力を見せていた。ブラジルで開催されたFIFAワールドカップ 2014をはじめ、同選手はこれまでに多くのトロフィーを獲得している。 そんなクロースの後継について、ナーゲルスマンは次のように語った。「トニと同じレベルの選手を見つけるのは難しい。その事実こそが、彼を最高のサッカー選手たらしめる理由だ。パヴロ(アレクサンダル・パヴロヴィッチ)やアンジェロ・スティラーなら、プレースタイルという点で彼の代わりを務められるかもしれない。あるいは、すでに33歳のパスカル・グロス。長期的には何とか解決策を見つけることができるだろう」 『BILD』は、本来MFのヨシュア・キミッヒとレオン・ゴレツカの名前がクロースの後継者として挙がらなかったことを「注目すべき」と見解を示し、スティラーについては「意外な選出」と述べている。現在シュトゥットガルトに所属する23歳は世代別のドイツ代表に招聘されているが、フル代表からはまだ声がかかっていない。 不世出のMFがスパイクを脱いだ今、中盤の選手たちにかかる期待は大きいだろう。誰がドイツのゲームメイカーの座を射止めるのか、今後に注目が集まる。
フットボールチャンネル編集部