広島が今季初の首位浮上!解説陣は投手力を再評価 高木豊氏「打者が目立ってるけどピッチャーが締めている」
◆ 島内&栗林はパーフェクトリレー! 広島はオリックスとの交流戦初戦に2-1で勝利し4連勝。貯金は今季最多を更新する「6」となり、今季初めてセ・リーグ首位に立った。 打線は初回、2番・野間峻祥、3番・菊池涼介の連続四球などで二死二、三塁とし、5番・末包昇大の右前2点適時打で先制。立ち上がり不安定だったオリックス先発のアンダーソン・エスピノーザから1安打で2点を先取した。 先発の床田寛樹は初回から毎回ランナーを背負うも、失点は4回に許した中犠飛での1点のみ。1点リードの8回以降は島内颯太郎と栗林良吏がパーフェクトリレーで締め、7回8安打1失点と粘った床田はリーグ単独トップの6勝目(2敗)、栗林もリーグトップを更新する15セーブ目(0勝1敗)をマークした。 28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、解説陣が広島投手陣の安定感を絶賛。笘篠賢治氏はともにリーグトップの6勝&防御率1.27の床田について「本当に安定している。今シーズン僕が見た中で『あれ?おかしいな』と思った試合は1試合だけ。あとはもう、キッチリと床田らしいピッチングを見せてくれますし、7回まで投げてくれて島内、栗林。最高の形ですよね」と褒め称えた。 番組MCの高木豊氏も「(最近は)打者が目立ってるけど、ピッチャーが本当に(チームを)締めている。島内と栗林。うしろに強烈な2枚がいるのも、先発投手にとては助かる」と同調した。 館山昌平氏は「150キロオーバーを投げるオリックスのピッチャーたちが、150キロをなかなか出せなかった。もしかしたら、マツダスタジアムのスピードガンは辛いかもしれない」と持論を展開。その上で「(島内と栗林の)二人は常に150キロオーバーの真っ直ぐを持ちながら、すごい変化球も持っている。パ・リーグの球場でどれだけの球速が出るか楽しみ」と、勝ちパターンの二人のビジター登板が待ちきれない様子だった。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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