ドルトムント、ブライトンのドイツ代表MFグロス獲得へ前進か…移籍金は約12~17億円?
ドルトムントがブライトン所属のドイツ代表MFパスカル・グロスの獲得に近づいているようだ。29日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 現在32歳のグロスはホッフェンハイムの下部組織出身で、2008-09シーズン途中にトップチームデビュー。その後はカールスルーエとインゴルシュタットを経て、2017年夏にブライトンへ完全移籍で加入し、現在に至るまで活躍を続けている。同クラブでは中盤の複数ポジションを幅広くカバーし、ここまで公式戦通算261試合の出場で32ゴール52アシストを記録。在籍7年目の昨シーズンも公式戦47試合に出場し5ゴール13アシストをマークした。 ブライトンで充実の時を過ごし、昨年9月には32歳にしてドイツ代表デビューを飾ったグロスだが、クラブとの現行契約は2025年6月末で満了に。今夏には複数の母国クラブからの関心が明らかになり、6月下旬にはドルトムント加入で個人合意間近とも報じられていた。 その後はブライトンとのクラブ間交渉に臨んでいたドルトムントだが、ついにグロスの獲得へ大きく前進した模様だ。『スカイスポーツ』が報じたところによると、ドルトムントとブライトンとの交渉は間もなく合意に達する見込みで、早ければ今週中にも移籍が成立する可能性があるという。なお、ドルトムントは移籍金として700万ユーロ(約12億円)から1000万ユーロ(約17億円)をブライトンに支払うようだ。 また、ドルトムントはマンチェスター・シティに所属するブラジル代表DFヤン・コウトの獲得にも近づいている模様。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は「ドルトムントはパスカル・グロスとヤン・コウトの獲得への自信を深めている」と伝えている。
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