QUINTETルールの勝ち抜き戦で桜庭大世が矢地祐介、北岡悟、横山武司との対戦を希望【JMAEXPO】
日本の格闘技の魅力を世界へ発信するプロジェクト「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO」の第1弾大会となる「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)の前々日会見が10月17日、横浜市内で行われた。 今大会では「TEAM SAKU」と「TEAM RIZIN」によるQUINTETルールでの5vs5勝ち抜き戦が行われる。 「TEAM SAKU」は桜庭大世(サクラバファミリア)、出花崇太郎(総合格闘技道場コブラ会)、内柴正人(フリー)、平田直樹(トライフォース柔術アカデミー)、ジュマナザロフ・ラトベック(キルギス)。「TEAM RIZIN」は矢地祐介(フリー)、北岡悟(パンクラスイズム横浜)、横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)、倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We)、新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)。
大晦日でのRIZINデビューが決まっている「TEAM SAKU」を率いる桜庭は倒したい選手として「体重が重い人を倒したほうが期待値は上がると思うので矢地さんか北岡さん」とライト級で戦う矢地と北岡、そして「横山選手もガチガチの柔術家だと思うので、びっくりでいったら横山さんかと思う」と柔術で世界を相手に戦う横山の名を挙げた。 その矢地は「TEAM SAKUというということで大将の桜庭大世選手とは戦いたい。あと、出花選手は強い極めを持ているし、僕が見に行った大会でもすごくいい一本勝ちを何度も見せていたので注意すべき選手だと思っている」と語っており、ある意味、相思相愛。 一方、「TEAM RIZIN」側は新居、倉本、横山が戦ってみたい相手として内柴の名を挙げた。
それを踏まえて何番目に出たいかという質問に「TEAM RIZIN」の矢地は「何番目だろう。本音は3番目以降がいいんですが、建前で1番(笑)」、北岡は「それはすごく思っていて。でも、後ろになればあり得ますよね。だからそういうことを言っちゃいけないと思っちゃいけないと思ってしまう、無駄にまじめな自分がいます」、新居は「僕は柔道の時に勝ち抜き戦をやっていたんですが、ずっと思っていたのが、次鋒は一番安牌というか…。負けたとしての次の3人に託せるし、先鋒が取れなかったところを取れたら美味しいしで、次鋒がいいと思っている」、倉本は「自分も柔道をやっていて、ずっと先鋒だったんですが、もし試合をしないで終わるということがあれば僕らが勝つということなので、それはそれでありかなと思う」、横山「その可能性があるから、僕は1番でやりたいと思っています。試合をせずに帰るのは嫌なので」。 「TEAM SAKU」の内柴は「僕は本音は最初に行きたい。子どもの時から最初に行って、柔道日本代表になった時も誰よりも先に行った。先に行きたい。ただそれだけ」、ラトベックは「先に行きたいです」、桜庭は「本音を言うと、僕は誰か先鋒に出てもらって疲れた相手とやりたいです」、出花は「自分も結構前に出る時が多かったので。出た時にいい結果が出ていたので、チームに勢いをつけるには前のほうに出る方がいいかなと思っているんですけど」、平田は「先鋒から出てチームにいい流れを作りたいと思っている」と出場の10人それぞれの性格が出る答えを返していた。