レバノン空爆、病院損傷 1年で2900人以上死亡
【エルサレム共同】イスラエル軍は3日もレバノンで親イラン民兵組織ヒズボラの影響力が強い南部ナバティエや東部バールベックを空爆した。レバノン国営放送によると、爆撃の影響で病院が大きく損傷した。レバノン保健省によると、昨年10月の交戦開始から今月2日までのレバノン側の死者は2986人。 イスラエルのネタニヤフ首相は3日、レバノン国境地帯を視察し「われわれはレバノンのあらゆる地域を攻撃している」と強調した。シリアを経由してイランとヒズボラを結ぶ武器や資金の供給線を遮断することの必要性も主張した。 イスラエル軍は3日、シリア領内でイランの「テロ組織工作員」を拘束したと発表した。