ファイティングイーグルス名古屋、粘り強いディフェンスから主導権を握って島根相手に連日の快勝…B1第16節の試合結果
6連勝の三河が4連敗のA東京をとらえ中地区2位に並ぶ
1月4日、5日の2日間で、B1第16節の23試合が行われた。 ファイティングイーグルス名古屋は敵地で島根スサノオマジックに67-78、93-86と連勝。年末の佐賀バルーナーズ戦も含めて4連勝と調子を上げている。1月4日の第1戦では第1クォーターで25-14と2桁のリードを奪い、そこからは島根の3ポイントシュートをよく防いでロースコアの展開に持ち込んでの粘り勝ち。翌5日の第2戦では入りの強度を上げた島根に圧倒されて、前半を終えて39-59と大量ビハインドを背負う。それでも島根を引っ張っていたジェームズ・マイケル・マカドゥのファウルトラブルを機にFE名古屋に流れが傾く。ディフェンスの強度を上げてトランジションに持ち込み、佐土原遼が27得点、保岡龍斗が19得点と日本人選手がオフェンスを牽引した。島根は第4クォーターにマカドゥを戻すが、すでにリズムを失っておりミスを連発。これでひっくり返され、悔しいホームでの連敗となった。 3連敗中だったサンロッカーズ渋谷は敵地でアルバルク東京に連勝し、通算成績を17勝11敗とした。第1戦はA東京の激しいディフェンスをかいくぐって得点を重ねることでて69-56で競り勝ち、第2戦も同じようなロースコアの展開となる中、第4クォーターにジョシュ・ホーキンソンの連続得点、リバウンドから速攻で走ったトロイ・マーフィージュニアのダンクで10点リードと抜け出したSR渋谷が、反撃を浴びながらも1点差で逃げ切った。A東京は先発ポイントガードのテーブス海の欠場が響いてオフェンスを効率良く組み立てることができず4連敗と失速している。 こうして20勝のまま足踏みするA東京にシーホース三河が追い付いた。年末の川崎ブレイブサンダースとレバンガ北海道、そして今節の越谷アルファーズを相手に6連勝。これで通算成績を20勝8敗として、中地区2位に並んでいる。 【B1第16節(1月4日)の試合結果】 島根 67-78 FE名古屋 千葉J 75-67 北海道 滋賀 88-109 三遠 広島 74-72 秋田 佐賀 80-98 宇都宮 長崎 75-79 横浜BC 琉球 82-67 茨城 川崎 61-82 仙台 三河 89-54 越谷 名古屋D 77-80 群馬 京都 78-75 大阪 A東京 56-69 SR渋谷 【B1第16節(1月5日)の試合結果】 島根 86-93 FE名古屋 千葉J 64-70 北海道 滋賀 – 三遠 京都 83-94 大阪 広島 60-69 秋田 佐賀 51-81 宇都宮 長崎 67-90 横浜BC 琉球 91-66 茨城 A東京 63-65 SR渋谷 川崎 77-71 仙台 三河 79-77 越谷 名古屋D 86-78 群馬 【第16節時点での順位表】 ◆東地区 1位:宇都宮(23勝5敗) 2位:群馬(20勝8敗) 3位:千葉J(18勝10敗) 4位:秋田(14勝14敗) 5位:北海道(10勝18敗) 6位:越谷(8勝20敗) 7位:茨城(7勝21敗) 8位:仙台(7勝21敗) ◆中地区 1位:三遠(23勝4敗) 2位:A東京(20勝8敗) 3位:三河(20勝8敗) 4位:SR渋谷(17勝11敗) 5位:名古屋D(15勝13敗) 6位:FE名古屋(11勝15敗) 7位:横浜BC(11勝17敗) 8位:川崎(7勝21敗) ◆西地区 1位:琉球(21勝7敗) 2位:島根(17勝11敗) 3位:大阪(15勝13敗) 4位:京都(14勝14敗) 5位:長崎(13勝15敗) 6位:広島(11勝17敗) 7位:佐賀(9勝19敗) 8位:滋賀(2勝25敗)
バスケット・カウント編集部