「飛行機に乗ると"肌トラブル"が起きやすい」は本当だった...! フライト時に必ずやってほしいスキンケアをドクターが解説
フライト中におすすめの6つのルーティン
1)機内ではメイクオフ アチャーリヤ氏は、機内ではメイクアップをしないそう。「機内では、普段通りにクレンジングやスキンケアをすることができません。もちろん好みによりますが、機内ではメイクをしないのがおすすめです。(メイクをすることで)毛穴を詰まらせる可能性があり、乾燥する機内ではその影響が出やすくなります。もしメイクをするのであれば、時間をかけてきちんとオフしましょう」 2)日焼け止めを忘れずに 「日焼け止めは、日常生活でも最も重要なスキンケアです。しかし、機内は忘れられがちです」と、アチャーリヤ氏は指摘する。 トットン氏も次のように説明。「機内では、日常より高いレベルの紫外線にさらされています。フライト前には高いSPF値の日焼け止めを塗り、長時間のフライトでは塗り直しましょう。また、手を洗う回数が増えるので、手にも日焼け止めを塗りましょう」 3)手を洗う 機内でスキンケアをする際には、事前に手を洗うことも忘れずに。「一番避けたいのは、汚れた手でスキンケアをすること。機内では、多くの雑菌に触れる可能性があります」と、トットン氏。 4)しっかり保湿する とにかく保湿に注力するのがアチャーリヤ氏のおすすめ。「いくつかの保湿アイテムを重ねて、水分を閉じ込めましょう。ミストで肌をリフレッシュさせてから、保湿力の高い美容液やシートマスクをつけます。シートマスクは毎日使うことはおすすめしませんが、特に長時間のフライト中は、肌を集中的に保湿するのにぴったりなアイテムです。パッケージに記載の使用時間を守り、マスクを外したら肌に残った水分でマッサージしましょう。クリーム、アイクリーム、保湿リップクリームで仕上げてください」 トットン氏のおすすめは、濃厚なテクスチャーのボディ用クリームを機内に持ち込むこと。「長距離フライトでは特に、肌に栄養とうるおいを与え、保護することが重要です」 5)マッサージで血行促進 フライト中に顔のマッサージをするのが、アチャーリヤ氏のルーティン。「美容液や軽めのクリームを使い、あごから耳の下、そして鎖骨へと手を動かします。数回繰り返すと、余分な水分が排出され、むくみを防ぐことができます。頬から耳の真ん中、鎖骨に向かっても同じようにします」 カッサや美顔ローラーも有効で、「リンパの流れを良くする効果があります」とのこと。またトットン氏は、可能な場合はフライト中に体を動かして血行を促進させることも推奨している。 6)アルコールは摂取しない アチャーリヤ氏のもうひとつの秘策は、アルコールの摂取を避けること。「アルコールは脱水症状の大きな原因となり、肌の乾燥や炎症につながる可能性があります」 また、フライトが終わった後にはなるべく早く洗顔をしてあげること、水分補給を忘れないこと、熱いシャワーではなくぬるま湯か冷水のシャワーを心がけること(熱いお湯は肌をより一層乾燥させるため)など、簡単に出来る小さな肌への思いやりで、肌トラブルを起こしにくくできるという。 旅が終わった後も、楽しい気持ちで過ごせるように、ぜひ心がけてみて。
From Harper's BAZAAR UK