信楽の大たぬきがサンタの姿に 見守った女性「幸せなたぬきやな」
信楽焼で知られる滋賀県甲賀市で、信楽高原鉄道信楽駅の前にある大たぬきが、サンタクロースの衣装をまとって観光客らを出迎えている。25日まで。 【写真】サンタクロースの衣装を着せられる大たぬき=2024年12月6日午前10時36分、滋賀県甲賀市信楽町長野、仲程雄平撮影 大たぬきは高さ5・3メートル、胴回り6・6メートル。信楽焼ではなく、コンクリート製だ。ハロウィーンなどのイベントに合わせ、年に6回衣装をまとっている。 サンタの衣装を着せる作業は6日にあった。地元の人たちが工具を使って、衣装をビス留めした。 作業した福山淳さん(44)は「サンタの衣装は期間限定なので、市外の方にもお越し頂きたい」。作業を見守った守山市の女性(45)は「衣装を着せてもらって、幸せなタヌキやなって思います」と話した。 信楽高原鉄道は14~25日、車内を装飾した「サンタ列車」を運行する。大人940円、小学生以下480円(大人1人につき未就学児は2人まで無料)。事前予約が必要。問い合わせは同社(0748・82・3391)。(仲程雄平)
朝日新聞社