【マツダCX-80続報】ワイドボディが欲しくなる確かな存在感。全幅1890mmにこだわる意味はあるのか?
そう思わせる要因はCX-70&90のワイドボディが魅力的に映るから。これまでの努力に対しマツダはもっと自信をもっていいと感じるのです。
CX-80のキンクのついたDピラーのメッキモールは「うまく処理しましたね!」なんですが、FFベースのCX-8なら全長5m未満で上手く収まる流麗なマツダデザインも、FRベースのCX-60以降にその手は通じませんから、どうしてもボディは大きく長くワイドになってしまいます。
しかし、アッパー層のハートを射抜くための新開発ラージプラットとパワートレイン群なのですから、「マツダよ、もっと大胆であれ!」といいたくなります。
スケジュールが順当ならCX-80の受注は初夏には始まると予想されます。CX-60の中古物件は努力の賜物かココ数か月で半減しましたが、まだまだ走行距離2ケタの物件が多く初動の乱れを感じさせます。既存のマツダファンを大切にしつつ新たなファンの獲得へ。心揺さぶるマツダであって欲しいと願うばかりなのです。 Text:Seiichi Norishige
教重 誠一