【50代スキンケア】美肌の盲点とは?「やめるべき意外な習慣」と「やめてはいけない2つ」美容家が解説
熱心にお手入れしていても、お肌のスランプ状態を感じることがあるはずです。そこから脱却するためには、ちょっとした視点の転換が必要なのかもしれません。多くの人の肌を見続けてきた瀬戸口めぐみさんに、やめるべき習慣と、やめてはいけない大切なお手入れ2つを教えていただきました。
【肌スランプから脱却!美肌の盲点・やめるべき意外な習慣】その1. スマホの見すぎを避けるべし
スマホの見すぎは目の疲労から肌の炎症、そして肌老化につながるだけでなく、目線が常に下向きになり、無表情になるのも問題。首を動かすことが減り、後頭下筋群が凝ると、頭皮を引き上げられず、たるみにつながります。意識的に目線を上げ、首や後頭部のマッサージやストレッチを心掛けて。 〈画像左〉首を傾けて首筋の筋肉を浮かび上がらせます。鎖骨中央から耳の下までさすり上げ、鎖骨の外側に下ろします。 〈右〉フェイスラインのたるみにまで影響のある後頭部を緩めます。後頭部に親指を置き、頭の重さで圧をかけて。
その2. 頭や心を無視するべからず
肌は薄く、肌の奥で発生した炎症の影響を受けて簡単に水分不足に陥ってしまいます。炎症というと日焼けや摩擦だけが原因だと思われがちですが、じつは脳疲労や睡眠不足で頭も顔もむくんで熱をもつ方がたくさんいます。保湿や肌の冷却で対策するのはもちろんのこと、頭や心をしっかり休めて。 〈画像〉側頭筋を緩めるマッサージ。両手で頭を挟み、手のひらの分厚い部分で10秒間圧をかけてから離します。
その3. 顔だけにフォーカスするのをやめるべし
還暦を過ぎても美しい人は、たいてい髪と爪がきれいです。顔の肌だけにこだわるのではなく、髪質にもこだわることで全体の印象アップを。別の視点からいうと、マッサージをする場合も、顔だけでなく頭皮や口の内側から行うのが有効です。頭皮はブラシで、口内は舌を使ってマッサージしましょう。 〈画像左〉瀬戸口さんおすすめの頭皮にも心地いいヘアブラシ。柄の部分で首のマッサージもできる。N.B.A.A.ブラッシングブラシ ナチュラルウッド/6,325円(ジェニュイン) 〈右〉髪だけでなく頭皮を意識してブラッシング。特に生え際はジグザグにすることで血行が良くなり顔色も明るく。