ミュージカル「SIX」、日本キャスト12人が集結 鈴木愛理「今から終わるのが寂しい」
英国で製作され、世界各地で人気のミュージカル「SIX」の来日キャスト版が東京・EXシアター六本木で8日に開幕し、日本版のキャスト12人がオープニングプレスイベントで取材に応じた。 同作は英国のヘンリー8世の王妃だった6人が現代によみがえり、ガールズバンドを結成。「誰が最も悲惨な目に遭ったのか」を競う内容となっている。英国からの来日キャスト版が26日まで上演された後、31日から日本キャスト版の公演がスタートする。 取材では、ソニンが来日キャスト版の初日を見た感想として「日本版も負けないように、お客さんを楽しませたいなと思った。勇気と励ましと、いろいろなものをもらった」とコメント。田村芽実は「本番に向けて、それこそ命懸けで頑張っているところ。稽古に行きたくないと思う日があるくらい、毎日が大変だけど、それだけ見応えがある作品です」とアピールした。 鈴木愛理は「体力づくりからスタートして、ワークショップでは『女性一人ひとりの歴史がある』と、しっかり伝えてもらえる時間もあった」と振り返り、「先月から稽古が始まったとは思えないほど、掛け替えのない12人です。まだ幕は上がっていないのに、ずっと『終わるのがすごく寂しい』と言っている」と話していた。 日本キャスト版は同所で2月21日まで行われた後、愛知、大阪両公演が行われる。キャスト(全役ダブルキャスト)は次の通り。 アラゴン:鈴木瑛美子・ソニン(東京のみ)、ブーリン:田村芽実(東京・愛知のみ)・皆本麻帆、シーモア:原田真絢・遥海、クレーヴス:エリアンナ・菅谷真理恵、ハワード:鈴木愛理・豊原江理佳、パー:和希そら・斎藤瑠希