埼玉県警、防災週間前に“意識向上”呼びかけ 地震の揺れ体験も
30日から始まる「防災週間」を前に、埼玉県警は地震の揺れを体験できる車などを使い防災意識の向上を呼びかけました。 埼玉県警寄居署は28日午前、埼玉県深谷市にあるスーパーで消防と合同で防災イベントを行いました。 イベントには震度7の揺れを再現できる車を親子などが体験し、防災に関する意識を高めたほか、埼玉県警が派遣された能登半島地震での捜索活動中の写真などが展示されました。 関東大震災と同程度の揺れを体験した小学生の女の子とその母親は「思ったより大きな揺れだったので驚いた」「家のタンスなどに転倒防止の用具をつけないといけないと感じた」と話していました。 30日から「防災週間」が始まるということで、埼玉県警は「地震が起きるとなかなか行動を起こすことが難しくなるので、水や食料を備蓄しあらかじめ備えてほしい」などと呼びかけています。