Western Digital製HDDの上位モデルが一部値下がり、デスクトップ向けHDD4~8TBは特価終了で価格上昇 [12月前半のHDD価格]
Western Digitalのビジネス向けHDDに動き、デスクトップ向け4~8TBは特価の終了で上昇 【画像】24TBクラスの最安はSeagate「IronWolf Pro」(12月7日撮影) Western Digital「Ultrastar」WUH722424ALE6L4(24TB)の在庫ショップ数が若干増え、最安値が6,320円安の98,480円に下落。24TBクラスの最安はSeagate「IronWolf Pro」ST24000NT002で91,800円で、それに次ぐ価格だ。 ほかにも、Western Digitalのビジネス向け製品に動きが幾つか。監視システム向け「WD Purple」は、WD84PURZ(8TB、キャッシュ128MB)が2,499円安の32,980円で特売。同容量のWD85PURZ(キャッシュ256MB)は35,880円で、2,900円の開きがある。 また、「WD Red Pro」には、WD122KFBX(12TB、キャッシュ512MB)が69,200円で販売開始。既存のWD121KFBX(キャッシュ256MB)は66,880円で、その差は2,320円だ。 このほか、Seagateは「IronWolf」ST8000VN002(8TB)の特価が終了。3,500円高の31,480円となった。東芝は22TBクラスで最安となる「MG10F」シリーズのMG10AFA22TEが500円安の67,980円とやや下落。「N300」シリーズは2台組(N302)の14TB×2と12TB×2が品切れになっている。 □デスクトップ向けHDDは特価が終了 デスクトップPC向けHDDは、ゲーミングPC向けWestern Digital「WD Black」で容量最大のWD102FZBX(10TB)が一部ショップに入荷。ス回転数7,200rpm、キャッシュメモリ512MB搭載で、以前出回っていたWD101FZBXからキャッシュが倍増されている。価格は55,850円だ。 一般PC向けの4~8TBクラスは、大幅特価の終了でSeagate「BarraCuda」が500~1,000円上昇。ST8000DM004(8TB)が1,000円高の16,980円(1GB単価2.12円)、ST6000DM003(6TB)が900円高の13,980円(2.33円)、ST4000DN004(4TB)が500円高の11,280円(2.82円)となっている。 Western Digital「WD Blue」は、前回調査時とほぼ同じ。WD80EAAZ(8TB)が17,480円、WD60EZAX(6TB)が14,470円、WD40EZAX(4TB)が200円安の11,280円だ。東芝は、DT02ABA600(6TB)が13,980円で変わらないが、DT02ABA400(4TB)は700円高の10,680円となり、4TBクラスで1万円を切るモデルは見られなくなった。
AKIBA PC Hotline!,サハロフ佐藤(佐藤 純一)