通算１２アンダーで優勝し、ガッツポーズする桑木志帆

◇24日　女子ゴルフ　国内メジャー大会最終戦　JLPGAツアー選手権リコー杯最終日（宮崎市、宮崎CC） 　桑木志帆（21）＝大和ハウス工業＝が、初日から首位を譲らない完全優勝で国内メジャー大会初優勝を飾った。3バーディー、3ボギーの72で通算12アンダーとスコアを伸ばせなかったものの、2位の小祝さくら（ニトリ）を1打差でかわした。プロ初勝利を含む今季3勝目。 　自身初の完全優勝だった桑木は「今週はすごくパッティングの調子が良かったので、すごく自信を持って打てた。（スコアを伸ばせなかった後半は）パッティングがショート気味になってきて、グリーンにも乗らなくてすごく苦しかったが、しっかりパーを取れて良かった」と笑顔で振り返った。 　2位に3打差をつけてスタート。1、3番でボギーをたたく苦しい立ち上がりだったが、6番からの3連続バーディーで盛り返した。「びっくりです」。プロ4年目の今季は6月にプロ初優勝を挙げ、最終戦でメジャータイトルも獲得した。さらなる飛躍が期待される来季へ向け「オフはしっかりとトレーニングを頑張って、レベルアップしたい」と意欲を口にした。