大神いずみ「足が攣る、って何?妊娠で初めて経験した私。次男は久々のキャッチャーで足が攣り…」
◆いろいろやってみるしかないのだ! 今の時代の選手は意識が高く、プロとして体を考えて毎日外食を控え、宿舎でできる限りの食管理をしている人が多いと聞く。アメリカで活躍する大谷翔平選手を見るたびに、その意識の高さがあの体を作り、メジャーのトップでの活躍を成し遂げているんだとつくづく感じる。 いまはプロだけでなくアマチュア、高校・中学野球、学童の選手にまで食事の管理は常識的で、意識の高い選手ほど早い時期に栄養素を意識して食事を摂っているようだ。 以前書いたことがあるが、「スポーツ遺伝子検査」を受ける機会があると、自分の体がどんな栄養素を取り入れやすく、どの栄養素を取り入れにくい体なのかを知ることができる。 同じ栄養素を人と同じように摂っていても、8割身体に活用される人もいれば、2割程度しか「身」にならない人もいる。 「このサプリ、すごくいいからアナタも使ってみてー♪」 そういわれて試しても私にはちぃとも効かないのは、私とアナタの体が違うからだ。プロテイン飲んで筋肉がモリモリつきやすい人もいれば、そうでもない人もいる。減量法、増量法、背が伸びる方法、みんな同じことが言えるのではないか。一人一人身体が違えば、効くものも効かないものも違う。 情報量がたくさんあればあるほど自分に合う健康法や食事のしかたを見つけるまで、試行錯誤は続くもの。 いろいろやってみるしかないのだ!果てしなぁく。 ちなみに私は脂質を分解するのが苦手な体質のようで、体に入れる油の質と量を考えたほうが良いのだとか。 毎日家族の料理を作るので私の分だけ油分をコントロールするのはちと面倒なのだが。 あまり神経質になってもしんどいので、ちょっと意識が及んでいるくらいな私である。 おっと、足が攣ったままだった。
◆夏の日の大惨事 先日気温36°C超えのなか行われた次男の試合中。なんと、学童以来「キャッチャー、元木」がコールされた。ひぃ!練習でも普段やってないのに。 キャッチャー道具の扱いもすっかり忘れてしまっている息子。 暑さで朦朧とするなか、マスクやプロテクターをたどたどしくつける姿が絶望的だ。 そういえば小6のとき1年間キャッチャーをやっていたのに、人には自身のポジションを必ず「ショート」「サード」と言っていた。 さては自信がないのかおぬし? 酷暑のなか1日の3試合目で、すでにチームには何人か熱中症気味で試合から外れている選手がいた。当日体調不良で参加できなかった選手を含めると5名欠席で、元々少なく編成されていた人数がさらに足りなくなり、とうとう瑛介がキャッチャーに駆り出されたようだ。 ところがピッチャーが数球投げてキャッチ軽やかに返球、1人抑えたところで、ホームで瑛介が転がっている。 足が攣っている! タタタタタタ…。 試合中でも家でも瑛介が足が攣ったのを見たのは初めてだったが、ここはもう交代。 静かに抱えられながらベンチに下がり、しばらく椅子に座ってイイイぃっ…と唸っていた。 代わりに一度もキャッチャー経験のない選手がマスクを被って、心細げにミットを構えていた。 夏の日の大惨事。ちなみに大会の試合である。
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