「シャープ」株主総会で2年連続の赤字を謝罪 液晶パネル事業不振…新社長に沖津氏昇格の人事を報告
液晶パネル事業の不振が続くシャープが株主総会を開き、社長交代人事が報告されました。 株主総会の冒頭、呉柏勲社長は2023年度の最終利益が1499億円の赤字と、2年連続で赤字となったことを謝罪しました。 子会社のSDP「堺ディスプレイプロダクト」の工場で生産しているテレビ向けの大型液晶パネルの生産を今年9月までに停止するなどして、赤字幅の縮小を図るとしています。 また、ブランド事業に集中した事業構造を確立するため、27日付けで生え抜きの沖津雅浩副社長が社長に昇格する人事が報告されました。 この後、株主総会と総会後の取締役会で決議が行われるということです。