東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値上がりトップはTOB銘柄【6月14日の相場をおさらい】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年6月14日(金)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:ファンケル〈4921〉……前日比+400円(+21.23%) 【事業内容・特色】 通販主力の無添加化粧品メーカー。サプリや健康食品も展開する。キリンHDと資本業務提携(四季報オンラインより抜粋) 【売買材料】 キリンホールディングスがTOBにより同社を完全子会社化する方針。TOB時に株価に上乗せされるプレミアムへの期待が膨らんだ。 2位:東建コーポレーション〈1766〉……前日比+1,750円(+16.91%) 【事業内容・特色】 地主に賃貸住宅経営提案し施工から管理、仲介まで一貫化。住宅設備子会社を傘下に持つ(四季報オンラインより抜粋) 【売買材料】 13日の取引時間終了後、連結決算発表にあわせて25年4月期の業績・配当予想を公表。業績見通しおよび増配方針が好感された。 3位:ダブル・スコープ〈6619〉……前日比+80円(+16.29%) 【事業内容・特色】 リチウムイオン電池用の絶縁材メーカー。韓国子会社が事業担う。韓国電池大手が主な取引先(四季報オンラインより抜粋) 【売買材料】 13日に公表した決算内容が好感され、見直し買いが入った模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:鎌倉新書〈6184〉……前日比-98円(-17.63%) 【事業内容・特色】 葬儀、仏壇、墓のポータルサイト運営、紹介手数料と広告が収入源。相続、介護などへ領域拡大(四季報オンラインより抜粋) 【売買材料】 13日に公表した決算内容が嫌気された模様。 2位:ビジョナル〈4194〉……前日比-1,020円(-12.86%) 【事業内容・特色】 クラウド活用の会員制転職サービス『ビズリーチ』、人材管理『ハーモス』展開。事業承継等も(四季報オンラインより抜粋) 【売買材料】 13日に公表した決算内容は市場のコンセンサスを上回ったものの、「そもそもの割高さ」「ビズリーチ事業の売り上げ水準」などが嫌気された模様 3位:霞ヶ関キャピタル〈3498〉……前日比-860円(-5.73%) 【事業内容・特色】 物流施設やアパートメントホテル、再エネ電源を全国で開発。ファンド組成・運用も受託(四季報オンラインより抜粋) 【売買材料】 14日決算発表。譲渡制限付株式報酬として新株式の発行を公表。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)