【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
メルセデスAMG GT 63 PRO:メルセデスAMGは、快適性と日常的な使いやすさを向上させるために、GTを徹底的に改良した。誕生したGT 63 PROは、サーキット走行を楽しむドライバーたちを歓喜させる!
現在販売されている「メルセデスAMG GT」は、日常的な快適性とスポーティなドライビングダイナミクスという、ロードとレーストラックのバランスを極めるように設計されている。2021年まで製造されていた先代モデルとはそこが大きく異なるコンセプトだ。なぜなら、「一部のお客様にとっては、旧型のGTは少しスポーティすぎました」と、AMGのトップであるミヒャエル シーベは、1年ほど前、私たちがプロトタイプを初めて運転した際に説明してくれた。 そして、2024年7月にリリースされた「メルセデスAMG GT 63 PRO 4MATIC+」をスペインのアスカリサーキットでトラックテストを行う時がやってきた。
2017年には、ラウジッツリンクでの広範囲にわたるテストの結果、「GT 63」の基本モデルは非常に優れたハンドリング性能とサーキットでの信頼性を備えていると我々は評価している。そして、新型「PRO」は、明らかに、公道からサーキットに引き寄せられる顧客のために設計されている。AMGは、3つの主要分野で強化した。より多くのパワー、より多くのグリップ、そして、より多くの冷却だ。
よりパワフルに、よりグリップ力を高め、より強力な冷却
コックピットに乗り込み、サーキットへ。ステアリングホイールのドライビングプログラムノブを「レース」にセットする。9速デュアルクラッチトランスミッションは、シフトパドルを使用してセミオートマチックモードに設定する。 4.0リッターV8ツインターボエンジンがうなりを上げ、回転計を振り切ろうと回転数を上げていく。リミッター直前になると、独特のダブルビープ音が鳴る。もしもあなたが完全にコースに集中している場合、回転数を確認するのを忘れてしまうかもしれない。しかし、このシンプルかつ便利な「PRO」機能のおかげで、回転数を把握し続けることができる。もちろん、この機能は純粋主義者のためにオフにすることも可能だ。シフトダウンするたびに、音でも確認できる。ビープ音ではなく、雷鳴のような音が鳴る。
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