5年ぶりの東京大会「グランツーリスモ ワールドシリーズ ラウンド3 東京」が開催された
去る9月28日グランツーリスモ公式の世界規模のチャンピオンシップ「グランツーリスモ ワールドシリーズ」の第3戦「グランツーリスモ ワールドシリーズ ラウンド3 東京」が5年ぶりの東京で観客を動員して開催された。
今シーズンのワールドシリーズは、7月6日の開幕戦モントリオール(カナダ)で火蓋が切られた。続くシリーズ第2戦は8月10日、チェコの首都プラハを舞台としての開催され、第3戦が2019年シーズン以来、実に5年ぶりとなる東京だ。その会場は、2023年に開業したばかりの超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」内にあるTHEATER MILANO-Za。この東京ラウンドは、12月に開催される年間王者決定戦、ワールドファイナル前に実施される最後のラウンドでもあり、ワールドシリーズポイントを巡る戦いもさらに激しさを増す白熱の展開となった。
Manufacturers Cup(マニュファクチャラーズカップ)
前半は「レクサス」「スバル」「ポルシェ」といったマニュファクチャラーと契約を結んだドライバーが競うチャンピオンシップ「マニュファクチャラーズカップ」が距離の長い、テクニカルな「Mount Panorama」を舞台に開催された。
「マニュファクチャラーズカップ」の結果は、リアルのレースにおいても活躍しているレクサスの川上奏選手が優勝、スバルの宮園拓真選手が2位、3位がBMWの鈴木聖弥選手となった。ポイントランキングでは、レクサスが13ポイントでトップ、ポルシェが9ポイントで2位、BMWが8ポイントで3位で最終戦に挑む。
優勝した川上選手は、第1戦モントリオールの勝者イゴール・フラガ選手、第2戦プラハの勝者コケ・ロペス選手とともに「レクサス」チームとして、シリーズ最終戦「ワールドファイナル」に挑む。
Nations Cup(ネイションズカップ)
続いて、国や地域の代表によって競われるチャンピオンシップ「ネイションズカップ」が開催された。まずは「Tokyo Expressway」を舞台にメルデスAMG GTやランボルギーニ ガヤルド、ホンダNSXといったプロダクションカーによるスプリントレースから始まった。レースは次々とトップが入れ替わる展開に観客も手に汗握るレース展開となった。
Sprint Race 結果(10位まで) 1.Takuma Miyazono(Lamborghini Gallardo LP 560-4 ’08) 2.Valerio Gallo(Honda NSX Type R ’02) 3.Takuma Sasaki(Audi R8 Coupé V10 plus ’16) 4.José Serrano(Ferrari F40 ’92) 5.Angel Inostroza(Mercedes-AMG GT Black Series ’20) 6.Calen Roach(Mazda RX-7 Spirit R Type A (FD) ’02) 7.Guy Barbara(Nissan GT-R Premium edition ’17) 8.Adriano Carrazza(NISMO 400R ’95) 9.Adriano Carrazza(NISMO 400R ’95) 10.Kylian Drumont(Pagani Huayra ’13)