「瞳姉さん」もすごい! 宮下瞳騎手が地方通算1300勝達成 国内の女性騎手最多勝記録でトップ独走
国内の女性ジョッキーで最多勝記録を更新し続けている宮下瞳騎手=名古屋競馬=は1月6日、名古屋競馬7R・C8組(ダート1400メートル)でシナモンデイジー(牝4歳、名古屋・川西毅厩舎、父サトノダイヤモンド)で逃げ切って1着になり、地方通算1300勝を達成した。地方通算1万4706戦目。2位は別府真衣元騎手(現宮川真衣調教師=高知=)の747勝で、500勝以上も上回ってトップを独走している。 宮下瞳騎手は1995年10月に名古屋でデビューし、2011年8月に一度、引退した。男児2人の出産を経て16年8月に現役復帰。21年11月には国内の女性ジョッキーとして初めて通算1000勝を達成。昨年はキャリアハイで、女性騎手で年間最多の116勝。令和6年春の褒章で、女性ジョッキーとして初めて黄綬褒章を受章した。 1298勝で迎えたこの日、雨が降り続く中で、6、7Rを連勝して達成。X(旧ツイッター)では年末年始に「瞳姉さんありがとう」「瞳姉さん推し」などのエールが送られていた。 5日には中山金杯をサクラトゥジュールで制したレイチェル・キング騎手=英国=が、「キング姐さん」とXで話題になったばかり。翌6日は日本の女性ジョッキーの第一人者が、節目の記録を樹立した。
報知新聞社