フォーエバーヤングと宿命のライバルの対決が再び!BCクラシック覇者がサウジC参戦の意向
リベンジの機会がやってくる-。昨秋のBCクラシック覇者シエラレオーネ(牡4、C・ブラウン)を管理するチャド・ブラウン調教師が6日、同馬の今年の始動戦について、「最初の目標はサウジC(G1、ダート1800メートル、2月22日=キングアブドゥルアジーズ)になりそうです」と語り、正式に参戦の意向を示した。ブラッドホース電子版が伝えている。 シエラレオーネはケンタッキーダービー(2着)の最後の直線で日本のフォーエバーヤング(3着)と死闘を演じ、BCクラシックもフォーエバーヤング(3着)をねじ伏せた。血統的には祖母が同じダーリンマイダーリンで「いとこ」の関係。フォーエバーヤング(牡4、矢作)にとって、宿命のライバルであり、4歳シーズン初戦で2頭が再び激突することになる。 シエラレオーネはBCクラシック制覇後、ケンタッキー州のアシュフォード・スタッドで心身をリフレッシュ。6日にフロリダ州のペイソンパークトレーニングセンターで追い切りを行い、3ハロン37秒8の時計を出した。 現時点でサウジCには日本からフォーエバーヤングなど数頭が参戦予定。昨年のドバイワールドC覇者ローレルリバーや香港の最強馬ロマンチックウォリアーも参戦が見込まれており、世界が注目する一戦となるのは間違いない。