「GENOVA」医療DXの高成長株 スマートクリニック事業「新紙幣対応」でも 今期の売上高100億円&1株益100円突破
このように、売上高100億円、1株利益の100円の突破は企業にとって成長が加速するタイミングでもあります。さらに、配当実施と合わせると、ファンドなど機関投資家が投資対象として関心を高める条件が整ったとみることができ、相場的に最もホットな時期が到来したといえます。
22年12月IPO時の公開価格は1800円。ちょうど1年前に最高値2478円を付けた後から株価は調整し、今年4月の安値1215円から反発態勢に入った時価は1500円近辺。株式分割は実施しておらず、IPO時の公開価格を大きく割り込む時価水準は見直し余地十分です。
■天野秀夫(あまの・ひでお) 日本大学法学部卒。1987年4月、日本証券新聞社に入社。記者、編集局長などを経て、代表取締役社長を12年近く務める。2017年4月、独立。証券・金融界、上場企業経営者とのパイプを生かし金融リテラシーへの貢献を目指す。