娘のヘアアレンジにパパたちが悪戦苦闘! パパのための「こどものヘアアレンジ&浴衣の着付け」セミナー 定員超えの人気で3回目の開催 愛知・岡崎市
そんな純令ちゃんをなだめながら苦戦すること20分以上。ようやく完成…のはずでしたが、よく見ると左右の高さが違い、やり直しです。高さをそろえ、最後にリボンをつけて、今度こそ完成! 父・久保田穣さん: 「いつも妻がぱっぱぱっぱやってるのが信じられないぐらい、職人技なんだなっていうのがよくわかりましたね。いつもありがとうね」
手先が器用なイクメンパパ ヘアアレンジもお手のもの!
こちらは、1歳10か月の双子と4歳のお姉ちゃん、3人の子どもを育てる鈴木さん一家。。一緒に参加していたママは「下が双子なので、どうしても手伝ってもらわないと」と話しますが…。 父・鈴木貴士さん: 「ヘアアレンジ以外はできるところまできているつもりでいるので、これをやれば全部いけるだろうと」
こちらのパパもかなりのイクメンのようです。そんなパパでも、やっぱりヘアアレンジはハードルが高いのか…と思いきや、学校の教員のパパは手先が器用で、三つ編みだってなんのその! 初心者には難しいはずのヘアアレンジも、あっという間に完成しました。
パパにヘアアレンジしてもらった胡桃(くるみ)ちゃん(4)は「うれしい」とニッコリ。それを見たパパも幸せそうな笑顔を浮かべました。
セミナー翌日の朝、パパは習ったばかりのヘアアレンジテクニックをさっそく実践! その様子をママが撮影してくれました。「リボン上に見えるように」と指示を出すママを、「ママ、パパもがんばってるの!」と胡桃ちゃんがたしなめます。 習ったばかりの三つ編みアレンジもバッチリ決まって、胡桃ちゃんは元気に登園していきました。
触れ合いで築く親子の信頼関係
ヘアアレンジのほかに、爪切りや耳掃除などもちょっとコツが必要なので、初めてだとハードルが高いと感じるかもしれませんが、父親の育児について研究する小崎教授によると、こうしたことをしてもらうと「子どもの側は愛着がわき、親子の信頼関係が築ける」といいます。 専門用語で「アタッチメント」といい、築いた信頼関係は、子どもが自分で髪が結べるようになってもずっと残っていくそうです。 子どもが親に髪を結ばせてくれるのは、自分でできるようになるまでのわずかな期間。今しかできないかけがえのない瞬間です。苦手意識があるパパも、思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか。